リボ払いってなに?
「リボ払い」とはキャッシングやクレジットカードなどでよく耳にします。
これは「リボルビング払い」の略で、借りた金額に対して毎月同じ金額を返済していくという方式のものです。
たとえば通常のキャッシングやクレジットカードショッピングの場合、翌月一括返済です。
契約によっては分割払いにすることもあるでしょう。
いずれにせよ、あらかじめ「何回払いで返済する」と決定済みなわけです。
リボ払いの場合は違います。
「何回払いで返済する」と「回数を決める」のではなく、「毎月○○円ずつ返済する」と、「毎月の返済額決める」のです。
たとえば、金利がゼロで10万円借りたとします(とても乱暴な仮定ですが)。
「毎月1万円の返済」というリボ払いを設定していた場合、「毎月1万円ずつ、10ヶ月払い」になります(※実際は金利がかかるので、普通はこの倍はかかります!)。
そしてさらに10万円追加で借りたとしても、「毎月1万円の返済」は変わらず、返済期間が「20ヶ月」に伸びるのです(※実際は金利がかかるので、普通はこの倍はかかります!)。
もちろん、リボ払いを利用するには、あらかじめキャッシング業者やクレジットカード会社と最初に「返済はリボ払いで」と契約が必要になります。
メリットとしては、毎月の返済額が一定なので、借金が増えても月々の返済額が変動しないことです。
デメリットとしては、借金が増えても月々の返済ではその実感がないので、いつのまにか借金が増えてしまうことです。
キャッシング会社や金融会社がリボルビング払いをすすめるのにはわけがあります。
最終的には借金の総額が増え、返済期間が長期にわたるので、それだけ利益をあげることができるのです。
送られてくる、あるいは窓口で返済した時の利用明細をきちんと見てみましょう。
たとえ1万円返済したとしても半分近くが利息の支払いになっていませんか?
これがこうじると「払っても払っても支払いが完了しない」状態になってしまいます。
なので「自分があんまり意志が強くない」という人にはリボ払いはすすめません。
……このカテゴリの記事一覧をみる
スポンサードリンク